すべては「すみません」と「ありがとう」でカタがつくのに・・6/18(月)追記

元服の書⑦ *昔(11歳~15歳頃)の成人式にちなみ、

        中学・高校生の問いに答えて書いています*

何事も「スミマセン」で始まり「ありがとう」でくくりこむ・・是れ 家内安全・商売繁盛の素!

年を取ると、どうして時間の感覚・・時の経過が早くなる気がするのか・・わからなかった。釈尊や達磨、達道の禅者たちが、無常迅速をいい、時は人を待たず・・と忠告するのか。それは「今=この場所」の、出来事の一つひとつが、どれだけ、自分にとって大切で、愛(いと)しいものであるのか・・そのTPOの生活実感の深まりであろう・・かと、想うに至った。

この結論風な答えは教えられて解かるものではなく、独りポッチ禅を実施するとか、馬齢を重ねるしか自覚する方法がないものでした。

時間の経過を忘れる・・と云えば、例えば、パチンコやスマホのゲームに熱中している時、仕事や趣味やスポーツに夢中の時など・・その心境を仏教では三昧(ざんまい)と言うが、私は、この境地は、単なる心理的な集中力のなせる業(わざ)にすぎない・・と思っている。

(これは、後日、「孤独と独りポッチ禅」について、質問のあったことの奉魯愚(ブログ)の時に話しょう)

閑話休題(カンワキュウダイ=それはさておき)・・世界の平和とか、人類の幸福とか・・大きく言えば・・トランプ大統領と、北朝鮮の独裁者、金将軍さまとの、米朝会談(2018年6月12日)がありました。核やミサイルの廃絶や、忌まわしい拉致事件の解決に・・つまり、国家的な平和や、国民の幸福についての大問題でも、またトナリ近所の、幼子を死に至らしめる夫婦やいじめ、セクハラなどの、小事件の一つひとつでも・・「平和」と「幸福」について・・は、争いのお互い同士=たった2つの言葉を実行しあうことで、争いから幸せにと、変化、実現できるのに・・と思っている。

戦争や、商売や家庭や恋愛など、あらゆる大小の紛争ごとは、たった2つの言葉を、どうしてか・・お互い言わないでイガミアウことに起因している・・と考える。

それは【スミマセン】と【アリガトウ】・・それだけです。

 

私は、自分一人ではコメやパンひとつ作れず、自然や他の働く人々の努力抜きで生きられない100億の生物種の1人=フンコロガシの人間版・・であると思っています。

朝食に飲むサプリメントビフィズス菌ですら、スプーン1杯で100億。宇宙からみれば、人間の繁栄など完全に絶滅危惧種に見えることでしょう。そんな小さな(動物の中では人間だけが・・)憎しみあい、殺し合いする・・どうしてするのか・・何故だろうか? 

どうぞ、アナタも、心の中に問いかけてください。

そして疑問をぶっつけあう教育の場、家庭の場。職場であってください・・いったい・・どうしてなのだろうか?・・?・・?

セクハラ・パワハラで先生やコーチが、警察官が、教育委員や政治家が、捕まったり、プラットホームから線路に飛び降りて逃げ出したり、どうしてするのか・・性教育にせよ、性欲や男女の考え方の違いにせよ、もっともっとお互いに話し合うTPOが絶対に必要なのです。

◆ある時こんなことがありました。突然、山手線の電車の中で、女子高校の生徒3人から先生のセクハラ話を持ち出され、校長までも、もみ消しにアクセクしている・・誰に相談すればいい・・教えてくれと言われました。次の駅で降りる彼女たちに、トッサに答えたのは「無料相談の弁護士に聞いてもらいなさい・・真剣に対応しない弁護士なら、たらいまわしもあると覚悟して、あなた方の立場を想ってくれる弁護士を探してください・・」と言いました。教室で、性病や毛ジラミの事を学んだり、妊娠を予防するコンドームのことを話したり、慰安婦のことをありのままに、意見交換したりできる場がないのが問題です・・避妊手術や悲惨な交通事故現場、梅毒、性病の眼をそむけたくなる現実の映像をシッカリ、監督しながら見せてやることです。口先だけのオタメゴカシで若者は胡麻化されません。

省庁の、にやけた官僚やNHKなどの社員の不埒な言動が、ニュースで取り上げられる時代です。親や学校、教育組織や職場,NHK,新聞、マスコミが信じられない時代が来たのです。(お互いの顔が見えない電磁的社会の始まりです)

◆職場で、主婦の方から相談されました。3月高卒、大学入学予定の娘さんが、妊娠していて相手の大工仕事の男が、家に結婚を申し込んできた・・と言うのです。

両親が将来を期待した娘の一大事。私は・・「娘さんはどうしたいと言われますか?」

「娘は、大学進学は諦めて、結婚して、あとあと余裕が出来たら、年とっても大学に行って勉強したい・・と言っています」:とのこと。私は、思わず唸っていいました。

「申し込みにきた大工の彼もしっかりしているが、アナタの娘さん・・覚悟が出来てるね。アナタが18歳の頃、もしも親に内緒でこんなことを起こしたとしたら、アナタはどうしたでしょうか。娘に託すアレコレの夢や希望はともかく、先様のご両親ともお会いになって、お二人の将来、その決意を、しっかり見守ってあげることが大事ですよ」

・・この結婚話・・「スミマセン」で始り、「有難うございました」・・で、幸せにくくりこまれました。

 

どうですか・・まず、イキナリ諦めたり、絶望したりせず、先生や友人と、忌憚のない意見を述べ合ってください。そして実際のドキュメントを映像で見る、百聞は一見に如かずを経験してください。(安全教育を主催する学校や会社は、お笑いタレントで講演会を開くぐらいなら、事故ドキュメント映像を見せてやるべきでしょう)

 

私は、昔、お尻から煙が出る・・と自慢するほど、学生時代から煙草をふかしていました。それが、ある時、学会発表のための肺ガンの患者さんの手術記録映画を見せてもらったら、一発で禁煙できました。

ジワジワと呼吸が出来ないで死に至る病にかかりたくはない・・の実感です。

また、交通安全、事故防止の新聞キャンペーン記事を書くことになった時、府警本部のお偉いさんから、免許を持つ貴方が事故(スピード違反・飲酒運転etc)を起こしたんじゃ話にならない・・といわれました。

たまたま悲惨な交通事故現場の事例写真をイッパイ見せてもらったので、免許証を返上する覚悟ができました。それから・・30年間以上、月一度のキャンペーン記事(評論)を書き続けることができました。免許証が無くて不便なことはあっても、アンナ悲惨な事故の【加害者にも被害者にもなりたくない】と思ってきました。ですから、事故防止の対策には口先、文字だけのマニュアルや教育でコトすますのでなく【百聞一見にしかず】・・出来るだけストレスの起きない工夫と指導で、ドキュメント映像を見られるよう、またひとり、ひとり、皆が意見を言い合うTPOを・・提言します。

サテサテ・・自分で答えを見つけなさい・・と言うだけでした。スミマセン。

6/18(MON)追記・・本日の大阪北部地震に関する武田邦彦先生のブログ「地震:科学者(界)は御用学者を追放しよう!」を拝見。賛同しました。どうぞ皆さん・・先生のブログ・・http://takedanet.com/   をご覧になることを推奨いたします。これから30年間で起こる地震の確率(●%)とTVなどに出演して報道する・・(政府・文科省(官僚)、NHK地震研究番組ともどもに)援助金をもらっている東大系御用学者。その地震や噴火警報の)組織や研究の取り組みを改め、もっと基本的な研究に真摯に努力する学者を大切にする体制づくりに、科学者は御用学者を追放する声を上げてほしい・・と言われています。自分の利権の為に、災害の学問と人の命をないがしろにする学者やNHKは要りません。

有(会)難うございました!