元服の書 NO43
*中学・高校生とその親御さんたち~第2の人生を歩む方の問いに答えて書いています*
◆中禍(華)のコロナ・ウイルス騒ぎ・・最近・・どのように過ごされていますか?
おかげさまで生きております。有(会)難とうございます。
カッコの(アイガトウ)は、有り得難い・・出来事の感謝の言葉のついでに、会い得難い(出会うこと)も成し難い、この電磁的社会で出会いがあった・・ご縁をダブらせて、奉魯愚の末尾に記載しています。一見、変な言い回しのようで実に日本語の特徴を生かす挨拶用語だと思います。
奉魯愚で【信じるの信】の字は・・「人・言葉」と書くと表題しました。実に日本語は素晴らしい感性・情緒の文字で溢れています。
閑話休題・・(それはさておき)・・と読みます。
◆2月14日 コロナウイルスの騒ぎで、マスクや消毒液の買い占め問題を取り上げ、次いで3月1日再度、国や自治体・マスコミの対応のまずさを書きました。
ところが、それから1カ月近く経過した現在、それに加えて、かっての石油危機のごとく、トイレットペーパーや紙おむつまで、買い占めされて、店頭の陳列棚がガラガラのありさまです。
今日、神戸、東灘の大手スーパー3店の陳列、販売状況を見て回りました。モチロンあれば即、マスクを買うつもりだったが、どの店も・・トイレットペーパーまで無い。
おひとり様1セット限定の張り紙が空しく掲示されていた。
オイル・ショックの当時(1973年)私は、TV映画製作の助監督から、広告代理店のコピーライターに変身。同僚の江坂君・・残念なことに早逝した仲間と、義一ツアン(作家、故・藤本義一)や故・眉村卓さんの才と機微あふれる集いに触れるべく、読売TVの近くのZOO(動物園)という名のBARで、番組「11PM」が終わるのを待ちかねていたものだ。
モチロン、ZOOは義一ツァンの命名の行きつけの店だったし、他に、難波に「せっせっせ」とか・・命名の飲み屋があった。
あれから47年・・「油断」のせいか、電磁的社会になって、再び、トイレ紙騒動である。
どこまで日本人は、アホでお人よし・・集団心理に弱いのか・・新聞紙を揉みほぐしてトイレ紙にした時代の、世間様の人情味が懐かしい。
閑話休題・・ウイルス感染の有無を15分~30分で検出する小型の機器が、杏林製薬で開発・発売されているという事実・・産経新聞2/14FRI-M版・・どうして政府や厚労省は、6時間も10時間もかかる従来の検査法を、モタモタ取り続けているのか。
患者を診察した医者が、疑わしい時、直接、検査に出し・・陰性なら2週間後、再度、検査して判別することをどうしてしないのか。陽性の患者を収容する施設がないのなら、それこそ、ホテルや大型チャーター船を病院船に仕立てるなど、真の罹患者数と陰性、退院者数・・実態解明するべきを、疫病専門の医者までが、政府の御用学者に成り下がっているのは・・どうしてか。
街中の医師よ「シッカリせよ」・・といいたいです。
誰か・・抗体検査の機器の有無や病院・医師の検査体制、隔離病室の実数・・これらの問題点・解決すべき課題を、チャント説明できる、マスコミ・ニュース解説者はいませんか?
それにマスクが日本中の薬局から消えた?・・(私を含め)鼻炎や花粉症に悩む人にとって、大変、苦しいことなのに、何時・・何処で入荷、販売されるかも知らさないマスコミ・医療・お役所の現状です。
こんな時、そっと郵便受けに配られたA4のチラシを見つけました。
ご紹介しておきます。
◆簡易マスクの作り方◆
警視庁災害対策課(災害警備係)が考案!
1、キッチンペーパーを切れ目に沿って破り、
幅1,5CMで蛇腹折りにする。
2、折ったキッチンペーパーの両端に輪ゴムを当てて、
ホッチキスで止める。
3、折ったキッチンペーパーを広げ、
両端の輪ゴムを耳にかける。
4、人によって顔の大きさが違うので、
輪ゴムを止める位置で調整する。
(大規模災害対策のツイッターより引用)
◆輝もとやま(特定非営利活動法人)エコタウンニュース3月号より抜粋しました・・簡易マスクは密閉性には少し欠けますが、マスクが入手困難な時は、代用品として使えると思います。
小さく折れば子供用もつくれます。輪ゴムは複数つなげた方が耳が楽です。・・とのこと。
有(会)難とうございました。
◆3/11追記:PS 読者より連絡あり・・トイレ紙の買い占めは、庶民の、消費税UPの、心ばかりの政府へのレジスタンスでないか。世界の景況は、リーマン以上の恐慌に近い荒れ模様です・・とのこと。
マスクの不足は、厚労省の疫病対策の不手際の、具体的な事例・象徴でしょう・・とのこと。
ナルホド!一理あります。