ZENとはナニか・・?

羅漢と真珠

      禅とは何か?

        坐禅とは何か?  

禅とは、達磨(ダルマ)の無功徳(ムクドク/役立たず)・・を体験・自覚する事です。

  それを「禅ニヨル生活」といいます。

坐禅とは、独り・・(3分間約18回の数息呼吸の間)姿勢を正し、眼を半眼にして椅子に坐っていることです。

 これを寂寥の「独 接心」(ドク セッシン)といいます。

    ・・ただ それだけです。

 道元禅師は「眼横鼻直」と答え、臨済禅師は「乾屎橛」(トイレ紙)と答え、世尊は黙して「拈華」し、微笑した摩訶迦葉に付嘱された「何か?」の・・答えは、問いを発した貴方の・・問いを発した中にこそ、真に貴方の納得できる答えがあります。

何のことは無い・・独り一人にある「禅」は・・自分が自分に問わなければ・・釈尊に祈っても、寺僧に問いかけても、万巻の書を読了しても、絶対に答えは理解できません・・

つまり思考を思考することができない欠陥頭脳の人間が、自分一人で坐禅をする中でしか、自覚・発見できないことなのです。

禅を世界に広めた禅者(仏教学者)鈴木大拙翁は、禅(ZEN)に入門したければ、自分で机の端を、ノック(コンコンと叩いて)そこから入門しなさい!と言っています。

般若心経の初句に行深般若波羅密多時とあります。

何か、エタイの知れない般若ハラミッタを深く行ずる時・・という・・前提条件があるうえで「色即是空」と書かれています。要は、独り坐禅をすることが前提で、釈尊や面壁達磨の・・あるいは、四条大橋の人通りを深山木に見立てて、乞食坊主の独り坐禅があり、不生不滅が・・あるのです。

しかも、この空/無の、自覚・体験を「悟り」と云うのですが、煩悩無尽誓願断(四弘誓願)と、何万遍、唱え祈ろうと・・煩悩即菩提の「禅」は、断ち切れるようなものではありません。

せっかく、東洋、日本に禅を尋ねてやってくる求道の人たちに、この電磁的通信手段で、禅の真実をお知らせする次第です。

古に純禅に生きた禅者の面影を追い求めた處で、アナタは、心からの安心は得られないでしょう。

科学的な、対比思考する哲学の西洋文化とスペル文字は、漢字で言う「如」や「心無心」の意味を表記できず、理解できない宿命にあります。まして女性は三界に住することが出来ないとする、仏陀のイマシメ(例え)ですら、人権侵害だと糾弾されることでしょう。本当は・・女性は、母性・慈愛(慈悲)溢れるゆえに、煩悩を消し難たい(捨てがたいのでなく)・・だからナカナカ悟れない・・の意味なのです

禅は、欣求したり、祈願したりする宗教ではありません。

長い禅の歴史では、寺僧の揺籃を得なければ、伝燈できないことも多々ありました。

しかし、現代・・この日本の禅は寺僧の接ぎ木や温室栽培のおかげで、絶滅危惧種どころか・・絶滅種となりました。

どこの禅寺でも、観光(料)禅と言うべき、寺僧の生活・商売=生業(ナリワイ)に堕落しました。拝観料と称した1カ月の売上げが何百万円とか・・また、例えば、良寛の・・たむし薬や、白紙の紙ほしさに揮毫した禅境書画が、何百万円で取引される、あさましい資本主義の有様です。

いま残された「純禅」の道は、仲間・組織や金銭に絡まない・・本当に「独りポッチ」の無価値な坐禅を、誰か一人でもよい・・続けてくれることです。

悟りや安心を期待しない、無功徳・役立たずの坐禅を、例え3分間でも椅子に坐って行ってくれる人がいればと願っています。

その思いで、無門関・碧巌録の意訳を、電磁的に空中散布しています。

    はてなブログ 禅者の一語・・碧巌録 意訳中

    ◆はてなブログ 禅のパスポート・・無門関 素玄居士提唱 復刻解訳中

     ◆はてなブログ 羅漢と真珠・・独り3分間イス坐禅の仕方、禅の心禅の話

                              有(会)難うございました。 

禪とは何ですか?正しい坐禅の仕方とは・・?

禅とは、達磨(ダルマ)さんの無功徳(ムクドク/役立たず)・・を体験・自覚する事です。

 

坐禅とは、独り・・(3分間約18回の数息呼吸の間)姿勢を正し、眼を半眼にして椅子に坐っていることです。

これを寂寥の「独 接心」(ドク セッシン)といいます。

                       以上・・ただ それだけです。

                       有(会)難とうございました。

心臓か・・ハタマタ尿もれか・・失敗すれば「シンゾウ!」

元服の書 NO50   

中学・高校生とその親御さんたち第2の人生を歩む方の問いに答えて書いています

自分とは「何者」ですか?

「いったい何者なんだろうね・・私とは・・」75歳を超えて、なお「?」です。

先日(8月末)3日ほど入院して、心臓にカテーテルを入れ、ステントが装着されるのをモニターで見ていました。

傍に会社時代からの循環器内科の先生が付き添って、まだあと2か所、詰まりかけているとか、いろいろ説明してくれるのを見聞きしながら・・イマ コノ鼓動ガ止マレバ、ワガ人生、終リカ・・と何似生(カジセイ)でない自分・・独りの自分・・無価値(役立たず)の自分・・ギリギリのところで一句を道え・・とエラそうに、自分が自分に問いかけているのを、笑いたくなりました。でも笑えませんでした。

私は、前立腺肥大(糖尿病で、緑内症で白内障)で、尿意をこらえて、あと何分ぐらいで終わるんだろうか・・ココで漏らすと大変だぞとひたすら1秒ごとの重大さを噛みしめていたからです。

尿意をこらえている膀胱と、ステントを入れられつつある心臓と、どっちが自分だろうと思う自分。

独り坐禅で、その答えは見つけて覚悟したつもりでも、まだまだ「禅ニヨル生活」に到らぬ自分に気づきました。

また、コロナ騒ぎで、病室の11階エレベーターは、鎖で封鎖され、下の売店アンパンを買いにも行けず、結果・・1日1500キロカロリーの病院食のおかげで、2、5㎏の脂肪を落とすことが出来ました。

さあ・・私の「日々好日」のどこが不幸で、何処が幸せか・・当ててごらんなさい。

私は・・

「カクレンボ ゴハンですよ・・の声かかり」

  の子供の遊び心を味わうことができました。

                         有(会)難とうございました。

 はてなブログ 禅者の一語・・碧巌録 意訳中

 はてなブログ 禅のパスポート・・無門関 素玄居士提唱 復刻解訳中

  はてなブログ 羅漢と真珠・・独り3分間イス坐禅の仕方、禅の心、禅の話

 

◆辞めるな首相!やっぱりか・・!

特別編  

  ◆辞めるな! 安倍首相!・・やっぱりか編

辞める決断なら、いつでも出来る。

医者を国会に侍らせてでも、再度、宰相の座にあるのだから、誠実に・・マコトの字は「言ったことを成しとげる」の意・・憲法改正ぐらい、国会で眼鼻をつけて辞めれば・・と意見したのですが・・ボクシングのタイトルホルダーなみの、ただの人でした。

政治と言う魑魅魍魎(ちみもうりょう)の迷界には関与すまい。

次か 又次の選挙でこれは!!と思える人に投票します。

確か、円覚寺の釈宗演老師の座右銘に

「ミダリニ過去を思わず、遠く将来を慮(おもんばか)れ」

妄不想過去・而遠慮将来・・とあります。

以上・・素玄居士の無門関 意訳を続けます。  有(会)難とうございました。

 

◆辞めるな!安倍首相!

元服の書 NO49 特別編  2020-8-29

      ◆辞めるな! 安倍首相!

本日、心臓のカテーテル、ステント入れの手術から、無事生還してみると、安倍首相の辞任表明で、マスコミは大賑わい。

去る2月頃、コロナ騒ぎ勃発に、ゼネストの如き自宅自粛を打ち出した安倍首相を批判した奉魯愚を書きました。

政治と云うのは魔物(利権)の跋扈(ばっこ)徘徊するTPOだと言うしかないようです。

ボクシングの世界タイトル・・7年有余のチャンピオンなら、褒め称えられもしましょうが・・いっぱしの評論家やTVマスコミ(新聞までも)公約の、何一つ実績を作らなかった首相を、ご苦労さんと送り出すのは、国政・国民の恥であろうと考えます。

安倍総理には、総理官邸あて・・本日、速達で、こうした旨の手紙を出しました。辞職の政局が動くまでに、30日(日曜日)31日(月曜日)の2日間しかありません。私は、この奉魯愚でしかアピールする方法をしりません。スマホもありません。どうぞ・・この奉魯愚を読まれた方がた・・拝啓・安倍首相さま・・を知人友人の方々に広げて、ナンとか、こうした思い・・憲法改正を国会で決議するまで、辞めないで、責任を全うしてもらいたいこと・・伝えてもらいたい・・とお願いする次第です。

今回・・拝啓・安倍総理サマ・・宛て、以下の緊急、意見を書きました。

拝啓・・安倍首相さま・・

総理を辞めさえすれば、それで済むような無責任なことでは、何のために再度の首相になられたのか・・せめて公約の憲法改正の眼鼻をつけてから、病気辞任を表明してほしいと思います。

後は「ナルヨウニナル・・シンパイスルナ」一休宗純 遺言の通りでしょう。

とりわけ、自衛隊のあり方や地方自治(コロナ対応)など、非常時(予想時も)の国内問題に、責任が持てる国内・自治の仕組みに、ザックリと憲法及び地方自治法の改正を、国会で採決してから辞めていただきたいのです。

憲法改正など、大方の審議がすみ、後は国会の多数決(それが強行採決であろうと)国民審判を仰ぐ千歳一隅のチャンスです。

中国やロシアや北朝鮮が、ほくそ笑むような総理の病気退陣にしてはなりません。

どうせ北方4島や、尖閣竹島など、領土問題と拉致は、望みたくない戦争でもしなければ・・その受けて立つ戦争で勝たなければ、戻ってくることがない・・永久課題です。

安倍首相にだけ責任を押し付けてはならない問題なのです。

憲法改正が・・仮に国民投票で3分の2を取れずに否決されても・・私には、可決されこそすれ、否決の理由がワカリマセンが・・国際社会に住む一員として、義務と責任を持とうとしない愚かな日本になったな・・と思う話でしょう。

また、是を国際社会に常時、アピールするために、放送法を改正して、NHKを国営(税)放送に改め、約6千億円の国民負担を軽減してもらいたいと思います。NHKなど見もしないTVをおいている家庭で年間1万2千円・・支払う莫迦らしさ・・まして2万人ほどの職員給与が平均、国会議員と同列・・それ以上とか・・庶民からすれば、いい加減にせよ・・ですよ。

それにリーマンショック以上の、国際的な不況です。首相が昨暮、予告したように、消費税をゼロにリセツトして辞職してもらいたい・・のです。(どうやら政界、財界、マスコミなど、こぞって黙秘です)放送法の改正を反対するのは(利権をめぐる)議員やNHK職員だけ。

更に、地方行政・自治の確立は法改正なくしてコロナ対策ひとつ、マトモニ対応予算化できない位、私でも理解できます。

元、大阪市長の橋下さんや、武田邦彦(中部大学)教授を相談役にして、主義や利権に関係のない、はたまた名誉・権勢欲に関与しない・・数少ない日本のバランスの取れた識者の意見を聞かれることを推奨します。

オリンピックは、パリのオリンピックの年・・4年遅れの順に、譲ってもらいたいと思います。世界的なコロナ騒ぎが収まって、東京そしてパリへと、順送りにしてやればいいではありませんか。

禅語に「機を看て譲ることなく・事に当たって再思せよ」とあります。

安倍総理には、総理官邸あて・・本日、速達で、言葉はきついカモ知れませんが、国会議事堂の首相席で、病に倒れて死んでください・・とお願いする旨の手紙を出しました。

しかし辞職の政局が動くまでに、30日(日曜日)31日(月曜日)の2日間しかありません。

私は、この奉魯愚でしかアピールする方法をしりません。スマホもありません。どうぞ・・この奉魯愚を読まれた方がた・・拝啓・安倍首相さま・・を知人友人の方々に広げて、憲法改正を国会で決議するまで、辞めないで、責任を全うしてもらいたいと・・伝文する、ご協力をお願いする次第です。この文章は、下記・・3奉魯愚に掲載いたしました。

                                                                                 有(会)難とうございました。

はてなブログ 禅者の一語・・碧巌録 意訳中

はてなブログ 禅のパスポート・・無門関 素玄居士提唱 復刻解訳中

はてなブログ 羅漢と真珠・・独り3分間イス坐禅の仕方、禅の心禅の話

「ア・ワ・ワのワ」・・赤子泣き、母はサッソク手当する・・キョトンと泣き止む・・ナントとっさの至芸を看てください!

赤子泣き 口に手当ての「あ・ワ・ワのワ!」

元服の書 NO48  

中学・高校生とその親御さんたち~第2の人生を歩む方の問いに答え書いています

千年前の禅語録「無門関」や「碧巌録」・・何から読めばいいのでしょうか?

禅(ZEN)について・・変な言い方でスミマセンが 読まない方が・・知らない方が・・無難です。私の奉魯愚・・羅漢と真珠ですら読み捨てて、貴方自身の心の声にしたがって3分間「独りイス坐禅(接心)」をなさることです。

例えば、圓悟克勤(1063~1135 えんごこくごん)の撰述した碧巌録は、禅語録の中でも、もっとも僧堂の師家に提唱され、公案坐禅に必携の書であると云われています。この圓悟の弟子 大慧宗杲(1089~1163 だいえしゅこう)は、臨済義玄の棒唱看話(かんな)禅を標榜して、当時の中国、曹洞系の宏智正覚(わんししょうかく)の綿密な黙照禅と真っ向から対峙していました。いわゆる禅宗団体の勢力争いです。

大慧は 臨済宗、中興の祖ともいわれる禅者です。門下の僧(求道者達)が、禅語の文字解釈に埋没して、坐禅実究を疎(おろそ)かにするのに憤慨し、また、世間と遠離して立ち枯れ禅(坐禅するだけ)に居着く禅学者風(曹洞系)僧侶に反発して、禪宗全派のバイブルとも言うべき碧巌録を焼き捨てた・・大事件がありました。

 

もし大慧が、現代(2000年の後半)・・日本の禅宗を見たら、どうなるでしょうか・・近い未来には、宗教法人は解体され、僧侶は従業員として甲斐甲斐しく働き・・観光ホテル業と懐石料理店の、一大観光禅のフランチャイズ・チェーンが出現しているかも知れません。

それに心理・精神病の研究大学と病院施設に坐禅が取り入れられて単位取得の医学に変貌していることでしょう。

時に風狂一休宗純や正受老人・白隠慧鶴、月舟宗胡、信長に焼き殺された快川紹喜、大愚良寛や乞食の雲溪桃水など、時世の波間に現れた刮目(かつもく)の禅者はいますが、釈尊から達磨、大鑑慧能までの、純禅の系譜を調べても「乾坤(けんこん)ただ独り」・・に撤した禅者は極めて少数です。

 

口先だけの(蕎麦屋の釜の中・・湯yuuばかり)の学者(まなぶもの)は、禅に不要です。例え、一日に1回、3分間だけでも、数息の独りイス坐禅する者がいたら、キット千年後、月社会か、火星社会か、はたまた土星を開拓するために飛び立ったロケットの中で、坐禅するアストロノートがいることになるでしょう。禅を集団で修行する時代は終わりました。独り一人に、それぞれの禅がチャントあります。気づかないだけです。自覚できるのは、独りで無功徳(役立たず)の坐禅する人だけです。今の貴方に、いくら言葉や文字(本)やスマホやPCが、迷いや誤解、妄想(悩み)のもとになっていることであると説いても、絵にかいて見せても、それが、さらに迷う原因を作って、コダワリとなるのです。知ったかぶりの碧巌録や無門関・・その語録の逸話(則)はその登場人物たちの禅機(悟りのキッカケになる出来事)禅境(地)を劇場での観劇に仕立て上げているにすぎません。禅で言う「無」や「空」は、つまずいて「アイタ・タ・タ」という、そのどこが無であり空なのか・・自覚できない輩には、説明のしようがないのです。

この電磁的情報社会は、禅を紹介する・・とりわけ「独り坐禅」を広める絶好のツール・媒体です。眼に見えない電磁波が、一人独りに、地図や処方箋、効能書きを与えてくれます・・けれど、南極で北斗七星を探したり、絵に描いたモチを食べようとしたり、ただの処方箋を頭痛薬にしたりしている現代人・・いわゆるスマホ(情報)・文字(風説)依存症にならないよう、つねに「看脚下」足元を見るではなく「看」ルに・・注意してください。

 

サテ・・何から読めばいいのか?の質問には「何も読むな!何も言うな!」が答えです。独りイスに黙して坐るのみ。

あるいは、いささか穿(うが)ち過ぎですが・・竜安寺の手水鉢・・【知足】の【吾】レ+【唯】ダ+【足】ルヲ+【知】ルの「口」に 手洗いの水が溜まっているのにご留意ください。

                          有(会)難とうございました。

 はてなブログ 禅者の一語・・碧巌録 意訳中

はてなブログ 禅のパスポート・・無門関 素玄居士提唱 復刻解訳中

はてなブログ 羅漢と真珠・・独り3分間イス坐禅の仕方、禅の心禅の話

 

◆磨いたら磨いただけの光あり。性根玉でも何の珠でも・・山本玄峰老師(無門関提唱 大法輪閣発行)

元服の書 NO47(表題 6月27日改題)  

中学・高校生とその親御さんたち~第2の人生を歩む方の問いに答えて書いています

「独り接心」・・とは、どんな事ですか?

禅の寺僧は、集団で修行します。その坐禅・・接心の最中でも、皆が寝静まった夜間、独り本堂の廊下や、月影の映える庭さきの石上など、思い思いに、集中して夜坐(やざ)を行うのです。釈尊や達磨や禅を伝燈した祖師方と、心を接する坐禅・・これを「ひとりせっしん」とか「獨接心・どくせっしん」と言います。

何か特別に坐禅を重大視するのでなく、普段の生活(行住坐臥)の中に、背筋をまっすぐ、呼吸をシッカリ坐禅したなら・・これを「役立たずの禅」とか「無功徳の禅」とか言いますが、少しづつ身についた「(坐)禅ニヨル生活」が自然に始まりましょう。           

釈尊の昔から「独り坐禅」をするのが本当です。イヤ、本当でも嘘でもなく、心底、孤独にあって、坐禅し、それを日常の生活の中に行禅する・・そのことを身に染みて体得・自覚するだけ。

これが白隠のいう因果一如の世界です。

ダイヤ原石は、ダイヤでしか磨けない・・

昔、金剛石といったダイヤモンドは、あまりに堅いので、原石を磨こうにも、ダイヤでしか方法がありません。

(原石はドンヨリとした乳白のガラス玉状です)

白隠坐禅和讃の冒頭に「衆生ほんらい佛(ホトケ・・覚者)なり。水と氷の如くして・・」とあります。科学的に云えば、空に浮かぶ雲も、川の流れも、海に浮かぶ氷山も、全部【H2O】温度変化によって状態が変わるだけです。経典にある「煩悩即菩提」・・の「即」を例えれば「H2O」になるでしょう。

ある理科の先生が生徒に聞きました・・

「氷が融けたら何になりますか?」

水や水蒸気に変化するH2O・・自然科学の勉強でした。

先生が期待した答えは「水になります」です。

ところが、この問いに、ハイ!と手を挙げた女の子が、嬉しそうに答えました。

氷が融けると・・「春になります・・!」

学校の試験で、先生が採点した点数は「難点!?」だったか知りませんが・・行雲あり、流水あり、雹雪ありの禅では「満点」の答えです。

この少女の答えにこそ・・「世の中は桜の花になりにけり」(良寛)もあれば、行雲流水の求道者も禅の参究に努めることが出来ますし、「鉄鉢の中へも霰」(アラレ、山頭火)の行禅に生き抜く禅境(地)もあるのです。

話を戻します。

科学的には、ダイヤも炭も、炭素の塊だそうで、原子の配列が調っているか、グチャグチャかの違いだけだそうです。どうやら、この配列を整える、ジンワリとした圧力装置が、イス坐禅の長い年月の坐法だと思います。

(とりあえず、そうしておきましょう)

3分間独りイス坐禅は、まず、ガラス切りにしか使えぬ「屑ダイヤ」づくりです。この価値なき、役立たずの屑ダイヤで、おのれを磨くのです。その磨くという「坐禅行動」がなければ、真のダイヤモンド原石は輝きません。

氷が融ければ春が来る・・幼い少女に宿った小さなZEN・・が、将来、その人に、どんな「禅ニヨル生活」をもたらすのかワカリマセン。アナタも私も・・自分の中のダイヤモンド原石を、独り接心で、磨いてゆきたいものです。

まさか自分が、そんなダイヤに例えられるほど価値あるものではアリマセン

・・と云われる方・・

ドコカの宝石店のショウ・ウインドウを飾る、価値あるダイヤを夢見てのことでしょうが、私が云うのは「無価値」=役立たずの、誰もが持っている「心」のダイヤ原石のことです。屑ダイヤ(独り坐禅・接心)で自己錬磨した人にしか、理解できない・・輝きの・・唯我独尊(この宇宙で、たった一つのDNAを持つ)比較するべきものがない(無価値・・だからこそ、比較できない最高最上の)ダイヤです。

大事なことは、自分の原石(ダイヤ)を磨けるのは、無価値で役立たずの独りイス坐禅・・屑ダイヤだけということ。損得ぬき、好嫌ぬきで1日1回、3分間・・独りイス坐禅で少しずつ研磨してください。

何時かある日・・自分が宇宙最強の硬度を持つ、ダイヤの輝きに包まれていることに気づかれるでしょう。

さらにヒトコト。          

「ZEN」が欣求宗教であることを否定します。

けれど私は、決して無宗教ではありません。

(ただし、ココからは哲学や宗教論、心理学などになりますから、ここで打ち切ります)

◆ダイヤは屑ダイヤでないと磨けない・・と知ったのは。30歳の頃です。

たまたまアフリカ・キリマンジャロの麓(タンザニア)で、水が悪いせいか、24時間~暑いせいか・・あまり美味しくないコーヒーを飲み、サファリ・ツアーの途中のことでした。ガイドの男から、ダイヤモンドの原石を買わないか・・と小指の爪程の原石を見せられ、日本円で5万だったか言われました。ギザギザした石ころの隙間に、小さくキラリと輝く・・ダイヤと思える原石でした。しかし、1カ月あまり、旅してきたケニアタンザニアで、ダイヤの採掘をしてる・・と言う話は聞いたことがなく、帰国途中の宿で、こっそり見せられたこともあり、この件は丁寧に断りました。

帰国して、友人の宝石商に尋ねると、ダイヤの研磨は日本で出来なくて、北欧の国の独占作業であり、ましてダイヤは屑ダイヤで磨くので、原石を密輸入しても、原石のまま、如何ともしがたいとの話でした。買っても光らすことができないのです。この想い出を、自分を磨く屑ダイヤとしてまとめた訳です。

◆もう一つの笑うに笑えぬ想い出は、学生時代・・鎌倉円覚寺に寄宿、坐禅していた頃・・夏休みに、同郷の友人から「ソボシス。スグカエレ」の電報を受け取り、我が老齢のお婆ちゃんが亡くなって、その情報を、親類に先駆けて電報してくれたのだ・・と思い、急ぎ東京の親族一同・・3~4軒に通知。行けないから香典をもっていってくれとか・・弔電を打っておくとか・・早々に富山に行ってみると、お通夜の・・棺桶の中にいるはずのお婆ちゃんが、ニコニコ顔で出迎えてくれました。

何のことは無い、死んだのは友人の祖母で、大急ぎで帰る友人が「カエル」の「ル」の字を、あわてて「レ」の字にして出した誤字電文で、罪はアリマセン。私が慌てず確かめれば、無事で済んだのです。死んだはずのお婆ちゃんは、生前に、ご縁の深さがわかる弔電や香典(額)を確かめられて嬉しい・・と言ってくれましたが・・直ちに折り返して、東京の親類一同様、謝りまわる夏休みとなりました。鎌倉で静かに坐禅三昧・・模範とする孫が、実はオッチョコチョイのアワテンボウ・・その後、十数年、本当にお婆ちゃんが亡くなった時、イノチの不思議さと深いご縁を想いました。一文字の大切さと、一日ごと看脚下の大事さをつくづく思い知ることになりました。

現代はスマホで情報をやり取りする時代です。電報文のようなメールのやり取りや、バーチャルな映像機器は、画一的で味気ない情報社会になると考えます。

また折々、私の失敗談をお話ししましょう。

有(会)難う ございました。 

 

はてなブログ 禅者の一語・・碧巌録 意訳中

はてなブログ 禅のパスポート・・無門関 素玄居士提唱 復刻解訳中

はてなブログ 羅漢と真珠・・独り3分間イス坐禅の仕方、禅の心、禅の話