2018-01-01から1年間の記事一覧
馬齢を重ねるにつれ、日々、同様のことなきを識ります。 体調一つとっても、寒月下 梅花のほころびを見ても、同じということは、何一つありません。 会い難く・・有り難きことです。 賀状を廃止し,代えて禅語(禅者の至言)を紹介しています。 孤輪独照 こり…
◆坐禅は・・寺僧の教導を受けないと出来ない修行ですか? *中学・高校生の・・求道の問い(禅語碌の至言の意味)に答えて書いています* A:違います。どうぞ「独りポッチ」で、イスなり寝起きの前後なり、3分間でもOK・・大事なのは・・肩の力を抜いて、…
*中学・高校生の・・求道の問い(禅語碌の至言の意味)に答えて書いています* A:何か特別に大事なこととは・・私は大雄と云う名の深山に 独り坐している老人だ・・の意。 碧巌録 第二十六則 百丈独坐大雄峯(ひゃくじょう どくざ だいゆうほう) 百丈山(…
至道の禅語⑺ ◆放下着(ほうげじゃく)とは・・? 「断・捨・離」のことですか? ・・違います! *中学・高校生の・・求道の問い(禅語碌の至言の意味)に答えて書いています* 昔、この禅語を「下着を放って素っ裸で生きること」と解釈した人がいたそうです…
◆元服の書㉑ 弓和尚こと・・故/須原耕雲老師・・ *中学・高校生の・・求道の問い(禅語碌の至言の意味)に答えて書いています* 円覚寺の境内に、横須賀線 北鎌倉駅がある。 夏目漱石が釋 宗演老師に参禅して「門」という小説を書いた禅・臨済宗の本山であ…
至道の禅語⑹ ◆日日(是)好日(にちにち これこうじつ)とは・・? 「毎日が、平穏無事、ミンナ幸せになるよう努力したい・・」など、あまりにも禅の解釈・誤訳にあきれます。 *中学・高校生の・・求道の問い(禅語碌の至言の意味)に答えて書いています* …
元服の書⑳ 2018-11/10・・改稿しました。 ◆これは謡(室町期)の一節ですが、独裁の国の拉致やISの人質など、現代社会で行われている悲劇でもあります。一休さんの生きていた時代は、こんな世相を地獄と呼びました。 *中学・高校生の・・求道の問い(禅…
至道の禅語⑸ ◆随所作主 立處皆眞(ずいしょに しゅとなれば・・)とは? *中学・高校生の・・求道の問い(禅語碌の至言の意味)に答えて書いています* スマホやTVなどの発達と同時に、日常の言葉や文字は、希薄な対人関係の中で、すぐに抹消される電報文…
◆元服の書⑲ Out of the mouth comes evil・・(口は災い、誤解の根) *昔(11歳~15歳頃)の成人式にちなみ、中学・高校生の問いに答えて書いています* Q:どうして「禅」は・・言葉や文字で表現できないんですか? 禅の本や解説は、昔から山ほどあるのに、…
至道の禅語⑷ 百尺竿頭 進一歩(ひゃくしゃくかんとう いっぽをすすむ)とは? *中学・高校生の・・求道の問い(禅語碌の至言の意味)に答えて書いています* Q:竿頭進歩とは? 高い場所で、およそ30メートルの竿先にたどり着いた者に対して、ゆらゆらする…
◆至道の禅語⑶ 解打皷(かいたこ)とは? *中学・高校生の・・求道の問い(禅語碌の至言の意味)に答えて書いています* Q:解打皷(かいたこ)とは? 碧巌録 第四十四則 禾山 解打皷(かざん かいたこ)に由来する禅、公案のタイトルです。 禾山無殷(かざ…
◆至道の禅語⑵平常心是道(へいじょうしん これみち)とは? *中学・高校生の・・求道の問い(禅語碌の至言の意味)に答えて書いています* Q:平常 是道(へいじょう ぜどう)とは? 試合前のスポーツ選手や試験日の学生が、インタビューで「平常心」で頑張…
◆至道の禅語⑴ *中学・高校生の・・求道の問い(禅語碌の至言の意味)に答えて書いています* 茶道の掛け軸に、達道の禅者が発した一語の書を見かけます。 また、外国の方(わざわざ日本まで訪ねてきて)や若者が、真意を知りたくても、どうすればよいのか・…
◆元服の書⑱ *昔(11歳~15歳頃)の成人式にちなみ、中学・高校生の問いに答えて書いています* Q:人を殺して何故、悪いんですか。 人生イヤになったら、自殺してもイイでしょう。 どうせ自分の命、勝手ですから・・ 子供たちに、アメリカの青少年にちなむ…
◆元服の書⑰ 無門関「女人出定」の文殊菩薩・・あんなテイタラクで、よくまあ七佛の師と言えますね? Q:禅者の世間の対応・・ 縁の切れ目は「食事と会話」だけですか? *昔(11歳~15歳頃)の成人式にちなみ、中学・高校生の問いに答えて書いています* 誰…
◆元服の書⑯ 禅は「目黒のサンマ」ならぬ「役立たずの坐禅」に限ります *昔(11歳~15歳頃)の成人式にちなみ、中学・高校生の問いに答えて書いています* 坐禅は瓦を磨いて鏡(禅者)にする方法(手段)ではない 坐禅している最中に「悟れる」?・・誤解で…
◆元服の書⑮ 仏陀は禅をどのように説かれましたか? *昔(11歳~15歳頃)の成人式にちなみ、中学・高校生の問いに答えて書いています* 菩提樹下、暁の明星を看て、禅・大覚(悟り)を開かれた仏陀(釈尊)は、その教え(仏教)の多くを例え話で説教されまし…
◆元服の書⑭ 女の人で、悟りを開いた方はいますか? *昔(11歳~15歳頃)の成人式にちなみ、中学・高校生の問いに答えて書いています* A:います!数少ない・・それだけに女性の見性・大悟の徹底ぶりは、達道の禅者を寄せ付けないほどの実力者となります。 …
◆元服の書⑬ 8/15⇒1日のタッタ1440分の1だけ・・生かされてある社会に黙祷・感謝できた人・・☝を挙げて! *昔(11歳~15歳頃)の成人式にちなみ、中学・高校生の問いに答えて書いています* あり得がたい出来事を「有り難う」という・・ 現代において「ZEN」…
◆元服の書⑫ 禅は、どこで学ぶか・・教えてください *昔(11歳~15歳頃)の成人式にちなみ、中学・高校生の問いに答えて書いています* 世界中から「ZEN」を知りたくて、日本へやって来ます。私も坐禅を学びたいのですが・・どうすればよいか教えてください…
◆大学以来の友人や知人から、独りよがりの禅語の意訳だ・・との指摘があり、反省して・・酷暑見舞いのハガキの禅語・・解訳いたします。 碧巌録 第二十六則 百丈 独坐大雄峰(ヒャクジョウ ドクザ ダイユウホウ) 問う・・如何なるか 是れ奇特のこと。 丈云…
◆元服の書⑩ *昔(11歳~15歳頃)の成人式にちなみ、中学・高校生の問いに答えて書いています* ◆坐禅は、どのようにすればいいのですか・・教えてください。 貴方は、毎日、顔を洗いますね。歯を磨いたり、口を漱いだり、男ならヒゲを剃ったりします。 それ…
◆元服の書⑨ *昔(11歳~15歳頃)の成人式にちなみ、中学・高校生の問いに答えて書いています* 「悟り」というのは、どんな心境ですか? ●人生 裸(心)で生きるべし・・そんなもんでしょうか・・ それは独り一人に、もともと備わって(持って)いるもので…
◆元服の書⑧ *昔(11歳~15歳頃)の成人式にちなみ、中学・高校生の問いに答えて書いています* 「孤独」と云うこと・・ 「独りポッチ(禅)」について・・ ◆6月29日 若者からの問いに7/2追記して、私(禅者)の意見を書きます。以下「孤独」について・・「…
◆元服の書⑦ *昔(11歳~15歳頃)の成人式にちなみ、 中学・高校生の問いに答えて書いています* 何事も「スミマセン」で始まり「ありがとう」でくくりこむ・・是れ 家内安全・商売繁盛の素! 年を取ると、どうして時間の感覚・・時の経過が早くなる気がする…
◆元服の書⑥ *昔(11歳~15歳頃)の成人式にちなみ、中学・高校生の問いに答えて書いています* ◆禅・・とは? 悟り・・とは? それは独り一人に、チャント備わっている「自心」の認証です! インドから海路、中国へ達磨さんが「禅」を伝えました。 紀元520…
◆元服の書⑤ 真の答えは、その問い?・・の中にあり! *昔(11歳~15歳頃)の成人式にちなみ、中学・高校生の問いに答えて書いています* Q:勉強したり働いたりするのは、 何のためですか? Q:お金を儲けて、楽をして生きるのが, 悪いことですか? A:昔か…
◆元服の書 ④ *昔(11歳~15歳頃)の成人式にちなみ、中学・高校生の問いに答えて書いています* ◆目的がなく生きるナンて・・ 「つまらない!」(充実しないの意) ◆何の役にも立たない、独りポッチ禅なんて・・ 「くだらない!」(昔の意味は京の都から江…
◆元服の書 ③ *昔(11歳~15歳頃)の成人式にちなみ、中学・高校生の問いに答えて書いています* この禅語録(禅者の一語/禅のパスポート)意訳・・独りポッチZENの参考にしてほしいだけ・・どうぞ、仲間をつくらず、批評をせず、独りポッチの坐禅の礎にし…
元服の書② はたして卒業証書で「アンパン」は買えるか? *昔(11歳~15歳頃)の成人式にちなみ、中学・高校生の問いに答えて書いています* ◆【書写山(しょしゃざん)の写僧正(しゃそうじょう)、茶を点(たて)て飲みたくて・・お茶たちょ茶たちょ、チャ…